『カンガルー日和』

何かもう色々わけわかで情緒不安定。統計学はわけわかんないし(それは関係ないし、眠くって授業中うつらうつらしちゃったからけど)。

カンガルー日和
村上 春樹 / 平凡社、1983年

短編集。再読なのだけれど、大学図書館で目に入ったので、統計学の本と一緒に借りてしまう。

「4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」。7ページしかなくて、阪急電車の一駅分の移動で読めてしまう話なのだけれど、もう何か、精神状態と相まって、思わずため息をつく。最初に読んだ時もこれが好きだったのだけれど。世の中って、こんな風に、ボタンを掛け違ったように、人はすれ違って行くのかもしれない。

でも、一番、哀しいのは、ボタンを掛け違えたことにも、気がつかないことだと思う。わたしは一体いくつのボタンの掛け違えて、来たんだろう。

こんな気分の日には、Beach Boys を聞く。
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# by sheepish_grin | 2001-11-20 18:22 | 村上春樹

『ロウソクのために一シリングを』 

ロウソクのために一シリングを
ジョセフィン テイ / 早川書房、2001年

『時の娘』のグラント警部シリーズの1作目。1936年初版。しっかりとした良質ミステリ。こう言うの読むとうれしくなっちゃう。あと、随所にイギリス人気質、が見えてにんまりしてしまう。しかし、1936年初版なのに、古っぽくないのはさすが。『時の娘』は、身震いするほど面白かったしなあ・・・あれは社会学的ミステリ。
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# by sheepish_grin | 2001-11-13 00:04 | other authors

『ガラスの麒麟』

所用で実家に帰ったので、図書館でたんまり本を借りてきてしまう。田舎の図書館って、大きめで、都市部の図書館だと人気で借りれない本もすぐあっていいなあ。でも、わたしったら、これだけ借りても全部は読めないってば、ということに気がつかなかったの^^;。

ガラスの麒麟
加納 朋子 / 講談社、1997年

『ななつのこ』の加納さんの作品。『ななつのこ』はデビュー作だったようで、この『ガラスの麒麟』の方がこなれていて、好き。構成もうまいし・・・ただ、『ななつのこ』に出てきた「あやめさん」的な女性がここにも出てくるのがちょっと気になるけど。でも、この人の作品、もっと読んでみようかな。

わたしは、物語の「リアリティ」が気になる。リアリティ、と言っても、現実に起こりそう・・・というより、物語世界がしっかりしていて、「この世界ではこういうこともあるよね・・・」と納得できるものが好き。
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# by sheepish_grin | 2001-11-13 00:03 | 加納朋子

『妻への恋文』 

妻への恋文
アレクサンドル・ジャルダン / 新潮社、1993年

こういうテーマの本って、確かに中々ない。「倦怠期」の結婚生活を立て直そうとする(かなり個性的な)夫の努力の物語。あ、でも、「ときめきがほしいっ」って思っている人自体は多いのかも。(女性の方が多そうな印象はあるけれど)。しかし、わたしはこういう夫だったら、結構引いちゃうと思う^^;。面白かったけれど。
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# by sheepish_grin | 2001-11-12 00:01 | other authors

『ななつのこ』

今日は学校の学園祭の2日目。一瞬だけしか行けなかったけど、ちゃっかり打ち上げには行く(こらこら)。サークルも顔ぶれがかなり変わっていてちょっとさみしい。移動の合間にちょこちょこ読書。

ななつのこ
加納 朋子 / 東京創元社、1992年

なんだか不思議な短編集。構成が凝っている。内容的には、わたしはもうちょっとパンチが効いてて、リアリティがあるのが好みだけれど、でも、主人公の19歳の女の子の心理描写は上手いと思う。こういうこと考えたことあるよーーと思わずうなづいてしまった。作者の加納さん、まだ若い方みたいだけど、「本好き」ってのが、作品を読んでると分かる。『赤毛のアン』への言及が多くてにんまりしちゃった。絶対、この人も「本の虫」の女の子だったんだろう。他の作品も読んでみようかな。
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# by sheepish_grin | 2001-11-11 23:59 | 加納朋子

『日出る国の工場』

あんまりこれといって予定がない土曜日、外が寒いと何か得した気分。

日出る国の工場
村上 春樹、安西水丸 / 新潮社、1987年

工場見学エッセイ。何と言っても、アデランスの回が面白い^^。カツラ作る前に心理的カウンセリングまでするんだ。でも、「カツラなんてなくても、あなたは素敵です」って言う風にはカウンセリングされないんだろうなあ、やっぱり。そのあたり、企業って大変、と思いつつ。

村上春樹さんのエッセイは、あんまり頭を使いたくない時に、ぼんやり読むのが好き。あと何冊残っていただろう。
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# by sheepish_grin | 2001-11-10 01:11 | 村上春樹

このブログについて

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what?
"sheepish grin"とは、「羊みたいな笑い」。
つまり、失敗した時のてれ隠しの笑いや、
恥ずかしそうなはにかみ笑いを表す英語の表現、らしいです。
・・・「罪のない子羊のように笑ってごまかす」
という意味はない、はずですけど。

読んだ本の感想や、日ごろ思ったことをぽつぽつと書き付けています。
基本は読書日誌ですが、しばしば脱線して日常の雑記になります。
そんなものは大学ノートにでも、ひっそりと書き留めて置けばいいのですが、
ネットで読む人の日記って、いろんな人がいるんだな、と思えて好きなものですから。

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who?
2003年夏より大学院に行くためアメリカ・ミネソタ州在住。専攻は公共政策。
2005年6月修了、職探し中。

好きなもの:
読書。節操なくフィクション。
ファンタジー、こどもの本、ヤング・アダルト。ミステリなどなど。

音楽を聞くこと。アメリカのソフト・ロック、アダルト・コンテンポラリー。ボサノバなど色々。
お気に入りはArt Garfunkel、Suzanne Vega、Maia Sharp、Dixie Chicks、
Stephen Bishop、小野リサ、吉田美和など。

お茶飲みです。紅茶が一番ですけど、緑茶・玄米茶・中国茶も好き。
コーヒーはしゃきっとするために。お茶はほっとするために。

座布団とお茶を出しますので、よろしければ、ごゆるりとどうぞ。

*2005年10月更新*
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# by sheepish_grin | 2001-11-10 00:00 | *雑記*